FBAの価格改定では、出品レポートではなく出品詳細レポートが必要です。出品レポートにはFBA在庫は含まれません。
手作業でAmazonのアカウントサービスにサインインし、出品レポート画面より出品詳細レポートをダウンロードして読み込ませてください。(出品詳細レポートは自動作成&読み込みができません。・・Ver2.511bよりオプションで自動読み込み可能となりました。)
出品詳細レポートには在庫切れの商品も含まれています。これらの商品が含まれたままAPC-Proに読み込んで価格改定をしても、再出品されることはありませんが、最安値取得処理等で余計な時間がかかります。
FBA在庫商品レポートを読み込ませることにより、FBAの在庫数量も把握できるようになりました。削除や出品終了を行わなくても必要な在庫のみを最安値取得できます。
ファイルメニュー、もしくは自動化(オプション設定と、「その他」のレポートの読み込み方法をAmazonからリクエスト後に読み込みに設定)により、FBA在庫商品レポートを読み込みます。 そうするとFBAの在庫数が反映されます。その後に右クリックメニューより、「在庫ありのみ表示」を選択します。
※削除を行うにはAPC-ProからではなくAmazonの出品一覧画面より行ってください。また売れた商品については1ヶ月程度期間をおいてから削除してください。 削除を行うとSKUの情報ごと無くなります。返品があった場合にデータの整合性が取れなくなる恐れがあるようです。
ランキングデータと価格改定の注意点
最安値から10位以内にFBAの商品が含まれる場合、コメント欄に「@FBA」と表記が入ります。
出品価格が安い順に並んでいない場合、出品価格に送料を考慮した順位に並べ替えています。送料は詳細設定の「配送料」タブにて媒体ごとに設定してください。)
Amazonから取得する最安値データは、送料を抜きにした出品価格の安い順になっており、当方でFBAの送料無しを考慮して並べ替えを行っています。しかし通常出品者の1円商品が多い場合、取得するデータを独占してしまい、FBAの商品が安くても最安値に表示されないことがあります。
最安値データは10位までのデータしか取得していません。そのためにすべての出品データを取得しようとすると何度もAmazonにアクセスする必要があり、現在のところ対応していません。
値引きを行う際にも、自分と値引き対象がFBAかどうかによって送料を考慮して計算します。
自分が1500円に出品していて、FBAで1000円で出品している商品から1円引きを行う場合、999円では最安値になりません。なぜなら自分の商品を購入する場合には送料が別途340円加算されるからです。 この場合は1000円-1円ー340円の659円になります。
自分がFBAで値引き対象が通常発送の場合は逆になります。